どこよりもわかりやすく!キッチンカー開業記事で意外となかった表やポイントを押さえキッチンカー開業についてまとめました!
あまり時間がない方、さっくり読んで情報を知りたい方におすすめです♡
この記事でわかること
- 開業までのケジュール目安がわかる!
- 開業に必要な資格がわかる!
- 資格にかかる費用や更新時期がわかる!
開業に必要な資格と許可
キッチンカーを開業するためには、以下の2つの資格と許可の取得が必要です。
- 食品衛生責任者の資格
- 飲食店の営業許可
その他に「車両の構造変更」と「運転免許証」が必要ですがこちらは既に取得済みの場合やキッチンカー制作会社が車両の購入と同時取得することも多いため割愛させて頂きます。
飲食店をはじめたいけど、調理師免許がいるのでは?と、飲食店=調理師免許と思われてる方も多いと思いますが、
実は、飲食店で調理業務をするのに調理師免許は不要です。
「調理師」と名乗るためには調理師免許が必要ですが、飲食店を開業するのには、調理師免許の有無は問われません。
キッチンカーを開業するためには、上記の2つの資格と許可を取得すれば開業できるのです。
取得にかかる時間や費用
キッチンカーを開業するために必要な資格(許可)がわかったところで、取得するためにはどのくらい前から準備をしておく必要があるのか、取得にかかる時間や費用についてまとめました。
取得場所 | 取得期間 | 費用 | 更新の有無 | |
食品衛生責任者 | 各講習会場 または WEB講習 | 6時間 | ¥12,000 | なし |
営業許可 | 保健所 | 1~2週間 | ¥16,000~19,000 | 5年更新 |
こちらの表から、キッチンカーを開業するのに資格の取得では約2週間ほどを目安にして頂ければ良いと思います。
費用は、資格取得する地域によって異なりますが、¥28,000~¥31,000ほど必要です。
食品衛生責任者は、一度取得してしまえば全国どこでも永年的に有効です!
営業許可は、地域によって条件が異なるのでキッチンカーの製作を進める前に事前の相談がおすすめです。
条件がそろっていれば、申請書類を提出し許可自体にさほど時間はかかりませんが、
条件によっては時間がかかる場合もあります。
食品衛生責任者の役割と取得方法
さて、ここからは一つずつ解説していきます。
食品衛生責任者とは、食品衛生法第51条に基づき、公衆衛生上必要な措置の基準を厳守するために設置された重要な役割を担う資格です。
設備の衛生確認と改善、スタッフの健康管理、衛生管理表の作成、食材の管理など公衆衛生上必要な措置を適切に行うことが義務付けられています。
また、栄養士・調理師・製菓衛生師などの資格をお持ちの方は、講習会が免除され申請のみでも取得が可能です。
食品を扱う営業には、食品衛生責任者の資格を持つ人が施設に一人以上必要なため、おひとりでキッチンカーを始める場合には、必ず必要となりますので取得しましょう。
取得方法
受講方法は、会場集団型とWEB型と2つあります。
- 各都道府県知事等が実施する養成講習会の受講
- eラーニング
受講内容には、食品衛生学、食品衛生法、公衆衛生学などが含まれ確認テストも実施されます。
会場型は、各都道府県が実地する養成講習会の受講が必要となります。
地域ごとに開催場所と日時が決まっているのでお問合せの上、事前予約の申し込みをして受講してください。
地域によっては、数か月先まで予約が埋まっている可能性もありますので、早めの予約をおすすめします。
WEB型のeラーニングは、ネットから申込が可能です。eラーニングで受講予定の方は、以下のリンクから各地域ごとに申込ができます。
申込後、教材が自宅に送られ専用のサイトから動画の視聴ができます。
コマごとに受講内容が分かれているので、時間を調整しながら空いた時間にも進められます。(1コマずつ進捗を保存していくような感じなのでコマの途中で中断すると視聴していないカウントになることもあるのでお気を付けください。)
eラーニングは予約不要で好きな時間に進められるので、ネットが使える環境であれば制限がない分受講しやすいでしょう。
ご自身に合わせ取得しやすい方を選んで食品衛生責任者を取得しましょう。
費用と更新について
費用は、以下の通りです。地域によって異なるためご自身の地域で一度お問合せください。
愛知県 | 東京都 | 大阪府 | |
---|---|---|---|
会場集合型 | ¥7,000 | ¥12,000 | ¥10,500 |
WEB型(eラーニング) | ¥11,000 | ¥12,000 | ¥10,500 |
営業許可の取得方法と流れ
飲食店を営業するためには、その場所を管轄する保健所からの営業許可が必要となります。
キッチンカーは店舗型の飲食店とは違い、いろんな場所で出店できるメリットがあるが、保健所の管轄ごとに営業許可を取得しなければならない。
メモ
ちなみに愛知県では、愛知県内の保健所で営業許可を取得すれば、愛知県では、どこでも出店が可能です!
市や区によって管轄が分かれている場合もあるので、ある程度出店場所の目途がついてきたら、一度保健所の管轄も調べておくと良いでしょう。
取得の流れ
営業許可を取得する流れは以下です。
キッチンカーの営業許可の場合、飲食店に比べ事例が少ないため、管轄する保健所によって条件が異なる場合もございます。
なので、車両を制作する前に簡単な図面でも問題ないので一度、保健所へ図面を持参し相談をしておきましょう。
基本的に必要な設備と条件7つ
基本的に必要な設備や条件について解説します。保健所により異なりますが、基本的には以下の7つがポイントです!
- 給排水タンク
- 2槽シンク(水栓はタッチかレバー式)
- 水がふける材質であるか
- 開口等は網戸でふさぐ
- 運転席と調理場を仕切る
- 収納スペースがあるか
キッチンカー事業自体最近増えてきた業界なので、保健所も地域ごとのルールとなってるところが現状です。
その保健所に事例がなければ、許可が下りるのに時間がかかる場合もありますので、
事前に最寄りの保健所へ確認をし、制作を進めてくださいね。
費用や必要書類について
行う案件によって申請手数料が異なってきます。
愛知県では、飲食店の移動販売の場合¥15,000となっており、1台につき申請が必要となります。
必要書類は、申請書や法人であれば登記簿、個人であれば開業届などこちらも地域によって異なってきますので、
申請時にご確認ください。
申請までに作業する人の検便が必要な場合っもありますので、相談時にあらかじめ聞いておくことをお勧めします。
まとめ
キッチンカーの開業には、2つの資格と許可が必要です!
出店場所やメインメニューなどある程度決まった段階で、一度保健所へ相談に行きましょう。
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